【働く】学生が見落としていること、「目線」の違い

 社会に出たら、学生とは色々な点で「目線」が違いますので、そこをおさえられると、
「他の学生と違うなぁ」と、人事からも関心を持たれますので、よく知っていただきたいと思います。

社会人になれば、会社の看板を背負う

 外部の人とやり取りするとき、社員となれば、その会社の看板を背負っていることになりますので、その社員の言動で、相手の会社を判断されます。

しっかりしている会社なのか、いい加減な会社という烙印をおされるかは、社内の雰囲気や、業績だけでは判断されません。

 その点、アルバイトとなれば、たとえ外部の人と接していても、ほとんど影響はありません。
アルバイトだし、仕方ないとなることもしばしばです。

 逆にアルバイトなのに、しっかりとした対応ができると、アルバイトまでしっかりと教育されていて、素晴らしい会社だとみられたりします。

一を聞いて十を知るってどんな事?

 これは、忙しい社会人の感覚です。すべてを知ることは、物理的に時間が足りませんので、
どうしても、なにかの指標に頼って判断します。
「一を聞いて十を知る」と言われるように1つのことから、色々なことを、判断していきます。

 「そんな1つの事で、人間を判断できるのか?」、「そんな1つのことで、私をどんな人かを決めつけないでほしい」と思う人もあるでしょう。
しかし、「1つのこと」をみれば、その人がどういう人かは、大枠では捉えられるものです。

 たとえば、立場的に上司にあたるような先輩に挨拶ができない人がいたら、どうでしょうか。
それはその時、挨拶をしなかっただけですよ、って思っていたら大変です。

 気をつかわなければならない上司に挨拶できないということは、同輩や、後輩に対しても、
ちゃんと挨拶できていないはずです。

 気を使う人にさえできないことが、そんなに気をはらなくても人には、なおさらできないものです。
やっているつもりになっているか、相手がしっかりと受け取って、挨拶してくれたなという気持ちは持たないでしょう。
 ここで大切なことは自分が挨拶しているかもさることながら、相手が「挨拶してくれた」と受け取る挨拶ができているかです。

 基本的には挨拶はそんなに難しいことではありません。心がければ誰でもできます。それさえもできないということは、基本的なことも、中途半端にしかできないとみられます。

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学生という見られ方から、社会人という見られ方へと変わる

 アルバイトと一緒で、「学生」だからと、社会人が見る目はゆるいものです。しかし、これが就活となり、新社会人になると、私を見る目が「学生」から「社会人」となり、厳しくなります。

「社会人」なんだから、これくらいできて当然だという目でみられます。その目線は、要求するレベルにも現れてきます。

 たとえば「これをコピーしておいてくれ」と言われて資料を受け取ったとき、
学生ならば単純にその資料をコピーだけすれば、いいですが、社会人になればそうはいきません。

 何部コピーするのか、紙のサイズはどうするか、両面がいいか片面がいいか、
カラーコピーか白黒か、紙は綴るかどうか、綴るならばどのように綴るのか、
いつまでにやるのか、提出先はどこかなど様々なことを考えて、
確認して実行しなければなりません。

 言われた資料を1部コピーして、手元に持っていたらとしたら、社会人は注意されます。

「コピーはできたのか」
「はい、できました」
「できたなら出しなさい」
「すみません、はい、こちらです」
「全然コピーできてないじゃないか!!」となります。

 こちらの目線からすれば、紙をコピーすれば、言語的には確かにコピーしたという意味になりますが、上司はそんなことを言っているのではありません。

 コピーした資料をこのあと、どのようにして使われるのか、先のことを考えて、
わからなければ確認して、使える状態にすることまでを含めてコピーなのです。
どれかできていなくても、「コピーができてないじゃないか」となる訳です。

 そういう目線の違いを知っておくと、なぜ注意をされているのかも見えてきます。その目線の違いを意識して、就活に臨めばよりよくなっていくと思いますので、是非参考にしてみてください。