【就活・ES編】書きはじめる前に知っておくべきポイント

就活といえば、ES。これに色々と悩んでいる人も少なくないと思います。
書類選考に通るかどうか、ここが第一の関門です。
ESにはいくつかの側面があるので、そこをおさえておくと、
グッと就活が有利に進められますので、そこをよく知ってもらいたいと思います。

そもそも就活でESって何のために書かせるの?

企業が何でESを書かせるのか、まずここをしっかりとおさえることが大切です。
目的がズレると、どれだけ文章を凝っても、効果は半減してしまいます。

 1.選考の効率化
 2.人柄を知るため
 3.面接での話題のため

選考の効率化、人事の状況

人事が、どの様に、ESを見ているのか。
大企業となれば、何千通というESが届きます。
その為、1枚に書ける時間は数分です。

人事部2人 2000通のESを見る
   1人 1000通
   1通   5分 
かかる時間 5000分
時間としては83時間!!
9時〜18時(昼休み1時間)8時間で計算すると....11日

さて、自分自身が人事部の人間になったら、沢山のESをどの様に処理しますか?
また、それだけの中で、面接に通すESと、落とすESは、どう決めますかね?
人事の立場に立てば、読みやすい大きさの字、整った形にして書いてあると

読みやすくて有り難いですよね。
それと、これを逆手に取れば、早く出したESは、しっかりと目を通してもらえる確率が
あがるということです。
みんな期限ギリギリに出してきます。
そうすると、多くに埋もれてしまいますが、早く出せば、届いたらすぐに目を通してもらえ、
時間的にも余裕があるために、しっかりと読んでもらえる可能性が高いです。

人柄を知るため

企業は、この人はどんな人かを、知るために、ESを書かせます。
そんなときに、できるだけ具体的に書くことが大事です。
珍しい経験や体験は必要ありません。
どの様に感じ、どの様に考え、どの様に行動したのか、そして、その結果を
どの様に受け止めたのか。こういう部分を書くことが大切です。

良くないES

・具体性がない
Q学生時代、最も頑張った出来事についてお書きください。
⇒コンビニエンスストアのアルバイトでバイトリーダーとして、
 売上を2倍にする目標をたてた。
その目標を達成するために、お客様にアンケートをとり、店舗改善に役立てた。
結果、売上を2倍にすることができた。

これは、どこでもありそうなありきたりの内容です。
売上を2倍にしたことはすごいことですが、これだけでは、印象に残らず、
多くの他のESに埋もれてしまいます。

改善したES

・具体性を出す
Q学生時代、最も頑張った出来事についてお書きください。
⇒コンビニエンスストアのアルバイトでバイトリーダーとして、
「組織として良いサイクルが回っていない」という問題に気づいた。
その問題の根本には、2つの原因があるのではないかと推測した。
①周りの人の動きが見えていない、②申し送りが口頭のみという2つと考えました。
1つ目の周りの人の動きが見えていないという原因については他の人がこの後、
どういう動きをするかがわかっていない為、ロスが多かった。
全体の流れをわかるようにして、全体がスムーズになるようにしました。
2つ目の申し送りが口頭のみで、連絡漏れがよく起きていました。
申し送りノートを作成し、そこに必要事項を記入して、ノートをみれば、

漏れなく申し送りができる様にした。
その結果、組織は改善され、結果として売上は2倍になった。

起きている問題に対して、どういうことを考え、行動したのか、
これが具体的に書かれていることで、この人の考え方がわかり、
ESからこの人の人物像を知ることができ、よいESです。

「ガクチカ」で見られるところ

人事は、どういう事に力を入れていたのか、個人の具体的な体験はほとんど気にしていません。
サークルでも、アルバイトでも、何に力を入れていたのかよりも、
そこでどういう経験をしてきたのか、その中身を見ています。
オーソドックスなコンビニのアルバイトや、塾講のアルバイトでも全く問題ありません。
また、よくある事ですが、リーダーや会長、副会長という様な、
まとめ役になったという事を書く人もありますが、ここも全く関係ありません。
たとえ書記でも、役職がついてなくても、中身が書けていればいいのです。

人事が見ている点

 ・具体的な経験から、どんな学びをしているのか。
 ・物事に対する受け止め方や捉え方。
 ・考え方や、どういう事に興味関心があるか。
 ・学びの姿勢 など

「ガクチカ」はどの様に書けばいいのか

まずは、結論を書きましょう。
「私は〇〇で、△△に取り組んできました。」という様なオーソドックスな書き出しが
ベターです。
大切なことは相手に間違えなく伝わることです。
こちらが伝えたいと思ったことが、相手に伝わらなければ、どんな文章でも、
ESとしての意味がありません。
また、できるだけ具体的な数字があると、分かりやすいです。
売上をあげたではなく、売上を2倍にあげたという様な方がわかりやすいです。
また、なぜそれを取り組んだのか、動機も大切です。
そして、大切なことは、選考で、自分を売り込む訳ですから、
自分にはこういうことができるため、この様に役立ちます。
こういう貢献ができますという提案が入れられると、ベストです。

1.どんな事に力をいれて、どんな事を学んだのかという結論
2.なぜそれに力をいれたのかという動機
3.裏付けとなるエピソード
4.学んだこと(結論を繰り返す)、こういうことができるという提案

以下は、例文です。

私は学生時代にお菓子作りに力を入れ、考える力を身につけることができました。
安く甘いものを食べたいと思い、お菓子作りを始めました。レシピ通りに作ると、
材料費がかかり、また、調理器具も多く使うために、
時間とコストがかかるという壁にぶつかりました。そこからレシピを研究し、
材料は卵とチョコレート、調理器具は炊飯器だけで作れるガトーショコラを
開発しました。この方法の開発で、作業時間が3時間かかったものが30分に減り、
費用も1500円かかっていたものが600円になりました。
この経験から、どうすればよりよくできるのか、考える力を養うことができました。
その為、私は仕事をしていく中で、様々な課題を発見し、改善していき、
サービスの向上や開発をするという貢献ができます。

(例文・328文字)

これはあくまでも例で、書き方のイメージを掴んでもらいたいという趣旨で書いたものです。

面接での話題

ESで書いたことが、面接で質問をされることが多くあります。
面接官も、見ず知らずの人とのコミュニケーションを取ることは、大変の為、
ESで書かれていることを質問することでスムーズに面接を進めることができるからです。
また、ESで書かせる内容は、企業側として、何かしらの知りたい意図が含まれていますので、自然と面接の質問内容も、ESに重なる部分があります。
ですから、これを踏まえ、面接を意識して、ESを書くようにすると、
より自分を企業に売り込むことができます。

ESの見本

見にくいESと、見やすいESを、実際のESから見て頂きたいと思います。

https://job.career-tasu.jp/2020/camp/es_correction/

字がバランスが悪かったり、真っ直ぐ書かれていないものは、
とても見にくくいものになります。
これを防ぐためには、柔らかい鉛筆で、補助線を引くといいです。

https://job.career-tasu.jp/2020/camp/es_correction/

しっかりとポイントをおさえて、ESを書いてみてください。