心が過去を変えて、未来を生み出す

色々な事情から、他の人とは違った学生生活を送り、
コミュニティになかなか馴染めないことを悩んでおられる方がありました。
もう過ぎてしまった過去は、どうしようもないですが、と言われていましたが、
過ぎた過去は、もうどうすることもできないのか、書いていきたいと思います。

変えたい過去を誰しも持っている

過ぎてしまったことは、今更変えることはできないのでしょうか。

「浪人してしまった。」
「留年してしまった。」
「勉強して来なかった。」
「最終学歴が高校や専門学校」
「履歴書に書けない空白の期間が数年ある。」 など

このような事に限らず、誰しも一つは後悔をしている過去があるのではないでしょうか。

「なんであんなことをしてしまったんだろう。」
「そんなつもりで言ったのではないけど、傷つけてしまった。」
「勇気を出して、やればよかった。」
「こんなことになるならば、やらなかったのに。」

もしタイムマシーンがあって、過去を変えられるならば、
あの時、あの場でおきた出来事を変えたい!
こんな夢を描いたことはないでしょうか。

過去を変えることはできるのか

そんなアニメの見すぎだよ、漫画の読みすぎだ、と思われるかもしれませんが、
実は、過去を変えることは、いつでも、誰でも、できるのです。

なぜならば、その過去がどういったものだったのかを、決めているのは、
私だからです。

同窓会で、思い出話に花を咲かせていると、
同じ経験をしているはずなのに、
覚えている人、いない人。
いい思い出と思っている人と、思い出したくない過去と思っている人もあります。
これらの違いは何か、記憶力、経験、受けた印象の違いということもありますが、それらのことに対して、どう捉えるのか、
心の状態による違いが大きく現れます。

過去を変えるために大切なことは心の向き

ドラッガーの有名な理論に『コップの水理論』というものがあります。

「コップに『半分入っている』と『半分空である』とは、量的には同じである。だが、意味はまったく違う。とるべき行動も違う。世の中の認識が『半分入っている』から『半分空である』に変わるとき、イノベーションの機会が生まれる」

(P・F・ドラッカー『イノベーションと起業家精神』)

同じ状態でも、捉え方によって、大きく変わります。
水がもう半分しかないのか、それともまだ半分もあるのか。
同じ量の水でも違って聞こえてきます。

過去を変える心の捉え方

事実を変えることは、できませんが、その事実をどのように捉えて、
今と結びつけるかは自由であり、それによって、今からの未来を大きく変えることができます。

「人と違うことばかりの人生を歩んできたから、社会に馴染めない」ということは、確かに悩ましいことではあります。
しかし、人と違う経験をしているということは、非常に大きな財産です。
他の人には気が付かない、感性が磨かれ、他の人にはできないことを成し遂げる可能性を持っているからです。

社会に馴染む方法は決して、みなと同じことをするだけではありません。
「自分なんて」と諦めてしまえば、それこそ、本当に馴染めずに終わってしまいます。

しかし、諦めなければ、そこには必ず道がひらけます。
大切なことは、心です。

なぜ心で、過去が変えられるのか

仏教では、非常に心を重視されます。

それは、心で思ったことが、口や身体に現れるからです。

心で、できると思えば、積極的な言動になりますし、
心で諦めてしまえば、何事も成し遂げられません。

スポーツの世界で、メンタルが勝負を左右するというのも、
この心の向きが様々なことに影響を与えるからです。

そして、私達は、思った通りの自分になろうとします。
これを「引き寄せの法則」や「マーフィーの法則」とも言われます。

これは、心で思ったことが言動に現れ、その言動が、未来を生み出していくため、元をたどっていけば、心が未来を生み出すということです。