アメリカ同時多発テロ事件から20年。未だに続く負の連鎖を断ち切るには?ブッダが示す唯一の方法

あのアメリカ同時多発テロ事件から、今年で20年が経ちました。
日本人は24名を含む2997名の方が、この事件で命を落としました。
事件当日の映像は、最初見た時は、まるで映画の様で、現実に起きたこととは思えませんでしたが、現実世界に起きた悲劇です。

多くの人に怒りや悲しみを与え、憎しみや恨みの心の恐ろしさをまざまざと見せつけられた出来事でした。

誰しも、生きていれば、なんでこんな目に遭わなければならないのかと、怒りを覚えることは、あります。
その怒りの心が、どんどん大きく燃え上がると、こんな恐ろしい事件にまで発展していきます。

日本の歴史を振り返っても、忠臣蔵の出来事も、一人の怒りの心が引き金となり、その炎が次々と伝播して、あの様な大きな事件となりました。

丁度、一本のタバコの不始末が原因で、引火して、建物を全焼させてしまうことがあるようなものです。

怒りに対して、怒りで応えると、恐ろしい結果を招いてしまいますので、気をつけていきたいと思います。

こんなエピソードがありました。

あるとき、若い男がブッダの所にきて、さんざん、悪口雑言ののしる。

黙って聞いておられたブッダは、彼が言い終わると、静かにたずねられました。

「おまえは、祝日に、肉親や親類の人たちを、招待し、歓待することがあるか」
「そりゃ、あるさ」

「親族がそのとき、おまえの出した食べ物を食べなかったらどうするか」
「食わなければ、残るだけさ」

「私の前で悪口雑言ののしっても、私がそれを受けとらなければ、
その罵詈雑言は、だれのものになるのか」
「いや、いくら受けとらなくとも、与えた以上は与えたのだ」

「いや、そういうのは与えたとは言えない」
「それなら、どういうのを受けとったといい、どういうのを受けとらないというのか」

「ののしられたとき、ののしり返し、怒りには怒りで報い、打てば打ち返す。
それらは与えたものを受けとったというのだ。
しかし、その反対に、なんとも思わないものは、与えたといっても受けとったのではないのだ」

「それじゃあなたは、いくらののしられても、腹は立たないのか」

ブッダは、おごそかに、偈(うた)で答えられた。

「智恵ある者に怒りなし。
よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず。
怒りに怒りをもって報いるは、げに愚かもののしわざなり」

「私は、ばか者でありました。どうぞ、お許しください」
若者は、猛省したといわれています。

怒りの心を起こさない様にすることは、難しいですが、一緒に腹を立てない様にし、負の連鎖を断ち切れる様に、心がけていきたいと思います。

この様な、ブッダの教えを、ぜひ、学んで頂きたいと思います。


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