真のSDGs、持続可能な社会を実現には、◯◯を知らねばならない!?

現在、貧困、紛争、気候変動、感染症。
人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。
そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てられました。
それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。
SDGsは、私たちみんなが、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる「持続可能な世界」を実現するために進むべき道を示した、つまり、ナビのようなものです。
ビニール袋の有料化も、その一環です。

関連して、最近、富山県氷見市で「フィッシュレザー」というものが開発が進められています。
現在使われている多くの革製品は、動物を多く殺して材料を確保したり、加工の過程で、環境を悪化させるクロム薬品が使われています。
その一方で、魚の皮は、多くの鮮魚店で、廃棄されているという現状を知った野口朋寿さんが、これらの問題を解決すべく、魚の皮を活かしたフィッシュレザーの開発を始められたそうです。
まだ大量生産ができない為、一つずつ丁寧に作成されています。

そういった取り組みがなされている一方で、なぜこの世界を持続させる必要があるのか、と批判的な人も一定数あります。
それらの方の声に耳を傾けてみると、
こんなに苦しい人生、何のために生きるのか。
という嘆きが聞こえてきます。
なぜ苦しい人生を引き伸ばすのか、色々なことを忍耐してまで、未来にバトンを渡すのか、分からないという苦しみの声です。
この問いが問題にされることはありませんが、これに対する答えを抜きに、これらの人の協力を得ることは不可能でしょう。
これは、何より、SDGsの取り組み自体を、根幹から揺らがす問いかけです。

なぜならば、もし、この問いに答えがないのであれば、持続可能な社会の持続が、苦しみが持続するということになってしまうからです。

この問題に対して、ブッダは、どんなに苦しくとも、果たさなければならない目的があると教えられました。

そんなブッダの教えを知らされたならば、どんな物もおろそかにしようとは思えず、大切にする心が芽生えてきます。

ある時、阿難の説法に感銘を受けた侍女たちが、王からもらった新しい着物を尊志として、阿難へと布施されました。

そんな次の日、食事の際に女たちが以前の服をまとっているのを見た王は、
「昨日、皆に与えた新しい衣装はどうしたのじゃ?」
と尋ねると、すべて阿難に施したという。仏弟子たちが決められた数しか着衣を持たぬのを知っていた王は、五百枚もの着物をどうするのか、阿難を呼んで問いただした。
「確かに世尊(ブッダ)は、私たちの衣服の数を決めておられますが、衣類の施しを受けてはならない、ということではありません」
「しかし、そんなにたくさんの衣装を布施されて、どうするのだ?」
王は重ねて問うた。
「弟子の中には、破れたり古くなったりした衣しか持たぬ者も多くありますので、彼らに分けたいと思います」
「では、彼らの古くなった服はどうする?」
「それぞれ、下着にいたします」
「今までの下着は?」
「寝る時の敷布に作り直します」
よどみなく阿難は答える。王はさらに尋ねた。
「ではそれまでの敷布はどうするのじゃ?」
「枕の布にいたします」
「その枕の布は何に?」
「足ふきに」
「使えなくなった足ふきは?」
「雑巾として使います」
「さすがに古びた雑巾は捨てるのじゃろうのう?」
「いいえ。細かく切って泥と合わせ、家を造る時、壁や床に塗るのです。わが師・お釈迦さまは、布一枚に至るまで仏法領のものだから、決して粗末にしてはならぬと仰せです。すべてはこの世に生まれ出た本懐を果たすに大切なものだからです」
一枚の布も無駄にせぬ仏弟子たちの心掛けと、徹底した節約に、王は顔を赤くして感心し、しきりに阿難を称賛したといわれています。

仏法領とは、私たちが生きる目的を果たすために必要なもの一切をいいます。
最も尊い目的に使うことで、そのものの真価が発揮されます。
すべてを大切に、有効に生かす心掛けを、仏法は教えられています。


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