選考を受けていると、最初からはなかなかうまくいかないものです。
ですから、しっかりと反省が大切です。
それができるかどうかが、内定までの近道です。
ESの振り返り
ESがなかなか通らないという人もあると思います。
そんな時は、ESに問題があるはずなので、しっかりと原因を考えて、
向上していきましょう。
①質問に答えられていない。
②初見の人が理解できる文章になっていない。
③文章が長すぎて意味がつかめない。
④誤字脱字がある。
⑤パッと見た時にぐちゃぐちゃしたESになっている。
質問に答えられていない
設問に対して、答えた文章になっていないと、
コミュニケーション能力がないと思われて、
弾かれてしまいます。
ここで大切なことは、文章として、答えている形になっていることです。
自分の中で答えたつもりになっている人は案外多いです。
第三者に読んでもらうことで、この点は気が付くことができます。
もし、そういう人が身近にいない場合は、
自分の書いた文章を録音して、それを聞いて確認してみましょう。
客観的に内容を確認できます。

初見の人が理解できる文章になっていない
経験者であれば当たり前のことでも、
未経験者にはわからないことは沢山あります。
野球をやった事がある人ならば、ホームランを打つことが難しいことは、
わかっても、野球をやった事のない人からすれば、そんなに難しいものなのかと、
思います。
まして、バイト先の問題を解決した、サークルで成し遂げたことなどは、
当事者でなければ、苦労も、その解決によって、どの様に事態が好転したかも、
わかりません。
具体性のない文章は、人事からすれば、「コピー&ペースト」で提出してきたレポートの様に感じられ、読む気が起きず、何の印象にも残りません。
注意すべきは、
私が当事者で、状況に一番詳しい
ということです。
読み手は自分の思い描いている状況を、全く知らないので、
想像以上に相手に伝わりません。
相手の頭の中に映像化できる様な文章になるようにしましょう。
文章が長すぎて意味がつかめない
文章は短いほど、読みやすいです。
長いと、それだけ何が言いたいものかがわかりません。
その点を注意していきましょう。
就活において、こちらがもらえる時間は非常に短いです。
それを意識して、短く伝わる様に書くにはどうしたらいいか、
喋るにはどうしたらいいかを考える様にしましょう。
短く的確に伝わるほど、より多くの事をPRできます。

誤字脱字がある
人間誰しも間違えはあります。
しかし、誤字脱字があり、それを送ってくると、
企業としては、「確認をしない人」「志望度が低い人」
というレッテルを貼ります。
これは非常に痛いマイナスですから、気をつけていきましょう。
パッと見た時にぐちゃぐちゃしたESになっている
多くのESを読む側に立つと、汚いESは読む気をなくします。
折角書いたんだから、読まないなんて、失礼だと言う人もあるかもしれませんが、
逆の立場に立てばわかります。
字が綺麗でなくてもいいので、丁寧に、読みやすく書くようにしましょう。
読みやすさは、字の大きさ、縦横が揃っている、結論がひと目でわかる、です。
ESは、その後の面接の質問に繋がっていくものですから、
先のことまで考えて内容をよりよいものに磨き上げていってください。