『「もののけ姫」に描かれた、メッセージ「生きろ!」の意味とは』(後編)

どんな人も、己の心との葛藤がある

人の心の嫌な部分を描かれているもののけ姫は、そういう中でも、欲や怒り、ねたみそねみの心に立ち向かい、真面目に生きようとする、アシタカや、サンは、非常に輝いてみえます。しかし、そんなアシタカやサンも、己の心との葛藤が至るところで描かれています。アシタカは、穏やかな性格の様に描かれていますが、アシタカの心に連動して、タタリ神の呪いが現出しています。怒りの心、恨みの心によって、呪いの痛みから、身を苦しみます。すべて終えてからも、サンも人間に対する怒りを拭い去ることができずに、人間の住む村ではなく、森で生きていきます。

「憎悪と殺戮の最中にあっても、生きるに値することはある。」とは

欲で様々なものを破壊し、怒りの心で、あらゆるものを消し去り、ねたみそねみの心で恐ろしい罪をつくります。そして、互いの望むものを得ようと、必死にもがく、もののけ姫の登場人物たち。そんな作品の中で、そういう人間でありながらも、生きていく値があるというメッセージを込められた作品が「もののけ姫」です。宮崎駿監督は、この「生きろ。」というメッセージに、互いの正義があり、複雑に絡み合い、生き辛い世の中であっても、たくましく生きてもらいたいという願いを込めています。作品はここまでで終わっています。では、その生きる意味について、どのような回答が示されているかは、それぞれに委ねられています。しかし、この回答は、どこかに示されているかといえば、今もなお、闇の中に閉ざされています。

アンパンマンマーチの中に教えられていることとは

「何のために生まれて、何にをして生きるのか。答えられないなんてそんなのは嫌だ」

これはアンパンマンを手掛けた、やなせたかしさんが、歌詞を書いた、アンパンマーチの1番の歌詞です。子供向けの番組ではありますが、その歌詞は、大人たちにも問われています。そして、またこの問いは、幼い子どもたちの親しむアニメの歌詞であるように、人間誰しもにとって大切な問いです。では私達には、どんな答えがあるでしょうか。人類が末永く存続するためという答えを示す人がありますが、その人類のために、自然は破壊され、本当にその生き方でいいのかを、「もののけ姫」は問いかけています。自然との共存も、形の上ではできているかもしれませんが、「ここはもうシシ神様の森じゃない」というセリフにも表れているように、人間の都合で作られた自然であり、本来のものとは形を変えています。本来の自然との共存とは言えないかもしれません。そんな世界規模ではなく、私達1人ひとりの生きる目的を考えても、己の欲と怒り、ねたみそねみの心で、心を覗けば、恐ろしいことを思い、罪を重ねています。そんな私達は本当に生きる意味があるのかどうか。苦しみの連続の人生になぜ生きねばならないのか、この問いは今もなお、世界を覆っています。お釈迦様は、そんな私達に、生きる目的を明示されました。そんな私達でも幸せになれる教えを教えられたものが、仏教です。その仏教を学んで頂きたいと思います。

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