ブッダが教える最幸の生き方(後編)

運命の原因と結果の関係は?

「因果の道理」は私達の「運命」の原因と結果の関係を教えられています。占いが今でもなくならないのは、自分の運命がどの様にして決まるのか、知りたいけれど、わからないからではないでしょうか。科学の進歩によって、様々なことがわかってきましたが、未だに、運命がどの様にして決まるのかが、ハッキリしません。普段は、占いなんかを信じないという人でも、何かの岐路に立たされたとき、大きな不安を抱えているとき、大きな不幸に見舞われたとき、人はついつい占いを頼ってしまいます。どうすれば、幸せな運命を手に入れられるのだろうか、その運命を知りたいと、占いに頼ります。

そんな中、仏教では、私達の運命は自分のやった行いによって生み出されると教えられています。これを「自業自得」と言われます。「自業自得」とは、仏教の言葉です。仏教では行いのことを「業(ごう)」と言います。ですから、「自業自得」とは、「自分のやった行いが自分の得る運命を生み出す」ということです。よく何か悪い結果が来た時に、それはお前の自業自得だと使われますが、本来は、悪い行いだけではなく、自分の行いなので、良いことも含まれます。自分の受ける運命のすべてが自分のやった行いによって生み出されると、仏教では教えられています。

仏教で教えられる良い行い「布施」

その中で、仏教で教えられる良い行いに「布施」というものがあります。この布施という言葉を、一番耳にするのは、仏事に際して、僧侶にお金を納めるときに「御布施」と書いた封筒で渡します。なので、僧侶にお金を渡すことを布施と思われている人もあるかもしれませんが、布施とは、施す、与えるということです。しかも、金やモノを与えることだけが布施ではありません。仏教の言葉に「無財の七施」という言葉がありますが、財がなくても、心がけ一つで、布施ができると教えられています。

まず笑顔せよ みな笑顔する

7つの中で、2つ取り上げて書きたいと思います。1つが、「和顔悦色施」です。これは「笑顔で人に接すること」です。笑顔は相手を癒やしたり、温かな気持ちにさせます。不安を抱えている人ならば、その不安が笑顔にふれることで和らぐこともあります。多くの人が赤ちゃんを見て、癒やされるのは、純粋無垢な笑顔をみるからでしょう。そして、この笑顔のちからはものすごく、笑顔に接した人だけではなく、笑顔をしている人も、幸せになれます。「呼べば呼ぶ 呼ばねば呼ばぬ 山彦ぞ まず笑顔せよ みな笑顔する」と言われますように、笑顔をすることで、周りに笑顔が増えて、自分の幸せになれます。掘り下げていきますと、自分の心を見てみても、笑顔が多い人と、仏頂面の人だと、どちらの人と居たいかと言われれば、やはり笑顔の人です。ですから、笑顔を心がけていれば、周りに人が集まってきますし、そして、それらの方は笑顔に接しているので、やはり笑顔になってきます。また、元気なときには笑顔は簡単ですが、辛いときでも、笑顔を心がけると、心が沈むことも防げます。それは、笑顔になろうと、前向きに考えようとしたり、楽しいことを思い浮かべることをするからです。ぜひ、笑顔を心がけて頂きたいと思います。

温かな言葉が命を救う

そして、もう一つが、「言辞施」です。これは「優しい言葉をかけること」です。私達は、心ない言葉で深く傷つく経験もありますが、温かな言葉を聞いて、励まされた経験も一度や二度はないでしょうか。あの人の言葉が忘れられない、元気をもらったという言葉です。仕事で疲れて、クタクタな時も、「ご苦労さま」「ありがとう」という様な言葉を聞くと、疲れが吹き飛ぶことがあります。ちょっとした一言でもその力はものすごく大きいものです。あるOLの方が、上司や同僚からの嫌がらせがあり、そして、仕事でも大きな失敗をしてしまい、もうこんな苦しい目にあわなければならないならば、死んだほうがマシだと自殺を考えていたそうです。もう生きる気力を失ってしまったので、食欲もなくなり、最後に大好きな甘いホットコーヒーを飲んで自宅のマンションから飛び降りようと思うと決意し、近所の深夜のコンビニに入ったそうです。ホットの缶コーヒーの棚から一本コーヒーを取って、レジに出して、お会計をした時に店員さんから、「遅くまでご苦労さまです」と一言声をかけられた瞬間にその場で泣き出してしまったそうです。一番驚いたのは店員で、バックヤードに移動して、OLの方をなだめた後に、泣かしてしまったことに謝罪して訳を訪ねたそうです。誰からも必要とされない自分が大きな失敗をしてしまい、もう耐えられないと自殺決意したところに、自分のことを見てくれている、温かな言葉をかけてくれる人がいると思うと嬉しくて泣いてしまったそうです。そのOLの方はこれがきっかけで、もう一度頑張ろうと、決意を改たにしてから、少しずつ職場でもうまくいくようになったそうです。後日、なぜあの時に店員さんが「遅くまでご苦労さまです」と一言、声をかけたのか、訳を尋ねると、疲れた表情をしながらも、深夜にコーヒーを買っていかれるということは、この後ももうひと踏ん張りされるのだろうとな思い、思わず一言言ったそうです。こんなことは、色々なところで、聞きますが、ちょっとした一言でも人の命を救うことがあります。

仏教ではそういった、良い行いが様々教えられています。ぜひ心がけていきたいと思います。そして、教えられる通りに実行することで、仏教で教えられている「人生の目的」について、徐々に明らかに知らされてきますので、ぜひ実行していただきたいと思います。

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