【お金について】通貨の歴史から、お金の本質を学ぶ

この社会で生きる限り避けることができないものが、お金です。
無人島で一人で生活するのであれば、必要はありませんが、社会で生活する時には大切なものです。

では通貨が生まれてきた歴史、お金の歴史とはどういうものか、学んでいきたいと思います。

【通貨の歴史】①物々交換

一番最初は、「物々交換」です。
魚を持っている人が、どんぐりを欲しいとします。
そういう時には、どんぐりを持っていて、魚を欲しい人を探して、交換します。

これは非常に不便です。

相手を探すことは大変ですよね。ライブ会場や、コミケなどで、グッズを買っても、欲しい物が手に入らず、交換しませんかと、言っている人があります。
ある程度共通の趣味がある人たちの集まりであってでも、欲しいものがマッチングすることは、大変です。

まして、生活用品、食料となれば、大変でしょう。
しかも、昔はネットもSNSもありませんから、そういう人を探すことは大変です。

そこで登場したのが、市場です。
市場という交換所を設けることで、人を探す手間を減らすことにしたのです。

物々交換の不便な点は他にもあります。
魚など食料品は、傷んでしまい、価値がどんどん下がってしまいます。
そして、価値が定まらないため、交換をする時に、毎回交渉が必要です。

そこで登場したものが、きれいな貝殻でした。

【通貨の歴史】②貝殻

きれいな貝殻を、いろいろな物を交換する仲介として使われるようになりました。
これならば、価値の保存ができるからです。

魚のままでは傷みますが、貝殻ならば、そう簡単には傷みません。
漢字でお金にまつわるものに、「貝」という字がよく使われているのも、これが影響しています。「財」「貯」「買」「貨」「贈」「賭」など。

同じ場所だけで取引される分には問題がなかったのですが、行動範囲が広がるとまた不便な点が出てきました。それは、地域によって、違う貝であったり、石であったりと、異なっていたからです。

そこで注目されるようになったものが、「金」や「銀」でした。これはどこでも貴重で価値のあるものと思われていたからです。

【通貨の歴史】③金貨や銀貨

金貨や銀貨が用いられるようになったのは、あまり技術がないところでも簡単に加工できたことも重宝された要因だと言われています。

共通の金貨や銀貨というもので交換されるようになれば、そのものの価値の尺度という機能を持つようになりました。

貝殻や石とバラバラなもので交換されていた時は、魚といっても、どれほどの価値があるのかが、はっきりせずに流動的でした。
そして、他のどんぐりとの価値を比べるのも、複雑でした。

しかし、硬貨を用いられることで、魚は銀貨3枚とどんぐりは銀貨1枚となれば、同じ尺度で価値を計れるようになり、取引がよりスムーズになります。

そして、はじめて見るものであっても、いわゆる値段を見れば、価値あるものかどうかがわかるようになり、便利になった訳です。

しかし、まだまだ問題がありました。それは、重くてかさばるということです。

小銭をじゃらじゃらと出されると、数えて、計算するのも大変ですよね。そして、行商に出る時につねに重いものを持ち運ぶことは移動にも大変不便です。

そこで、中央政府の様なところが、金貨や銀貨を預かり、この証明書を持ってくれば、いつでも金貨や銀貨と交換すると、保証され、その証明書が金貨や銀貨の代わりとして交換されるようになったのが、紙幣のはじまりだと言われています。

【通貨の歴史】④紙幣

徐々に国が発行するように変容していきます。そうすると、紙幣を刷る量で、経済をコントロールされるようになりました。

そして、多額の金額をやり取りするようになったり、海外とのやり取りがはじまると、その取引をするための手数料を取られるようになりました。

しかし、国が管理をしている紙幣を使っているため、どれだけ手数料を払いたくないと思って、払わない訳にはいきません。

銀行の手数料も似たようなものです。

この中央集権に疑問を呈して、みんなで管理すればいいのではないかという論を提唱し、生まれたものが「仮想通貨」です。

これはインターネットの普及、そして、「ブロックチェーン」の技術などによって可能となったものです。

有名なものが「ビットコイン」です。

最初は利用する人が少なかったために、スマホゲームの中でしか使えないポイントの様なものでしたが、使用する人が増えてくることで、決済に使えるようになってきました。

また、「ビットコイン」は市場に出回る量が安定してきたため、本格的に通貨としての機能を持つようになりました。

通貨、お金とは、現在は紙幣という形が一般的ですが、互いに価値を認め合えば、たとえ物質的なものでなくても、いいということです。

それが、物々交換→貝殻→金貨→紙幣→電子マネーや仮想通貨

と変化してきた変遷からもわかると思います。

これを頭に入れて社会を見てみると、仕事とはどういうものか、お金を稼ぐとはどういうものかも、見え方が変わってきます。

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